公務員とサラリーマン、カードローンなどの融資を受ける場合にどちらが得でしょうか？
一概には言えませんが全般的には公務員の方が得と言えます
キャッシングを会社はなぜ審査をするのでしょうか。ものすごく簡単に答えると「融資したお金を確実に利息と併せて返済してもらうため」ですね。では融資したお金が返ってこないケースにはどのようなものがあるでしょうか。
色々なケースが考えられますが、総論的に言えば「貸した相手の収入が減った、もしくはなくなった」時ということができます。収入が減る、もしくはなくなる原因は勤め先が倒産する、勤め先から解雇されるなどが考えられます。
役所が倒産したという話は聞きませんし、公務員が（何の落ち度もないのに）解雇されることもありません。勤め先の倒産や解雇は公務員からはもっとも縁遠いものと言えます。つまり、公務員はキャッシング会社からすればもっとも安心してお金を貸すことのできる立場だと言えます。
一方で一般的に公務員は民間企業（特に大手企業）ほど給与水準が高くないとも言えます。現在は貸金の総量規制で借りることのできる上限金額は年収の１／３と定められていますので年収が高くないということは借りられる金額も抑えられてしまいます。
ですので、借りやすさで言えば公務員は間違いなく得ですが、借りた場合の枠（上限金額）については公務員の方が得と言い切ることはできません。それでも大手企業でも人員整理が頻繁に行われたり、社員ではなく派遣を多く使うなどの現状を考えると融資枠よりも借りやすさの方が大切です。その点で公務員の方が得だと言えるでしょう。
使っても良いの？公務員で融資利用を悩んでいる人に教えたい事
公務員と聞くと、皆さんはどんなイメージがありますか？やはり国のために働くという意味では、とても公正な立場である、もしくはあらねばならないという印象があると思います。最も、不況が終わらない現在では『リストラの心配が少なく安定した給与と賞与がもらえる立場』という、実に生々しいイメージが強いかもしれません。しかしそれも事実でありますので、公務員を目指す方は非常に多いままです。
そして公務員であるご本人の方々の中にも、自身の立場について責任を感じている方も居るでしょう。安定した立場ではありますが、公僕という建前もある以上はやはり一般の方々のために頑張らないといけませんし、悪印象を与えるような行為をしてしまえば、他の立場の方々よりも糾弾されてしまうというのは無理もありません。ゆえに公務員の方々は、自身の行動に関しても敏感である事が多いのです。
ゆえに、「私は公務員だけど、融資を使っても大丈夫なのだろうか？」という疑問が時折見受けられます。融資というのはお金を借りるという事であり、「別にお金を借りるくらい良いのでは？」という人が増えた反面で、今でも「融資を使うっていうのは訳ありの人が多そう…」という目で見られる事もあります。一般の方でもこうしたイメージを持たれる事は好ましくないので、出来るだけ人には知られたくないと考えています。
結局のところ、公務員だと人目がより厳しいという立場上、融資を使う際には一層のリスクがつきまとう…そう悩んでいませんか？融資というのは仕事に関わらず作られているものですので、あまり自分で悩みすぎてはいけません。融資の正しい捉え方を知り、公務員の方でも活用していけるようになってみましょう。
なので、公務員であっても融資を使う事自体に問題はありません。日常生活においてもある程度の制約があるのが公務員の方かもしれませんが、融資まで制約されているわけではありません。融資に関してはきちんと返せるというのであれば、どんな人でも使えます。むしろ公務員の方というのは安定した立場なので、金融業者からすると好ましい顧客の一人としてみられます。つまり、とても借りやすい条件の一つでもあるのです。
でもやっぱりばれるのが嫌だから…という心配に関しても不要です。融資の利用というのは原則として家族であっても通知する事は無く、プライバシーというのは保護されています。郵便物を勝手に開けられるなどすればもちろん発覚してしまうかもしれませんが、自分できちんと利用に関わる情報を管理しておけば、公務員だからと後ろ指を指される事なんてまずありません。
公務員というのは魅力ある立場ですが、重圧に感じてしまうと途端にやりにくい仕事になります。融資もその重圧になりやすいですが、あまり気にする事無く、必要な時には使っていくようにして下さいね。